広島市中区白島北町の永山医院。内科を始め、大腸がん、子宮がん、すい臓、乳がんなどに対する免疫療法、ハスミワクチン、ビタミンC点滴など対応可能

汐見院長通信(足るを知るものは富む)

女子アルアルで、占いモノは好きです。中国新聞のテレビ欄の下の生誕月別の占いを読むことから、わたしの1日は始まります。が、5分後には良くても悪くても忘れています、笑。
雑誌の中の占いも好きですが、ソレもまたすぐ忘れています。

昔はリアル占いも好きで、友達とワイワイ行っていました。ところが、ある時、有名な神戸占い館で見てもらった年配の女性占い師の方に、なんでここに来るの?貴方はどのみちヒトの言うことは聞かないから占いをするヒトでは無い、と言われ、憑き物が落ちたように関心が無くなったのです。
ソレ以来、重要なことを占いで見てもらおうなどと言う気になりません。

人生は岐路の連続です。
いちいち、立ち止まり、右ですか?左ですか?と人に聞いていたら、もう自分がどうしたいかもわからなくなります。
たとえ失敗してもどちらかを選ぶしかないのです。そして、その失敗は理由ある失敗だったと、思うしかありません。
でも、何が失敗で、なにが成功なのか?と考えると、結局自分の気持ちが幸せか、どうか、だけです。
“足るを知るものは富む”※、です。

与えられたこの身体と時間で、悩みながらも楽しく生きたいものです。

ところで、皆さんは占い好きですか?笑
占いに頼らなくなったわたしですが、占い好きの友人から話を聞くのはとても楽しいです。
名前変える、とか電話番号変える、とか騒いでいるのを聞いて、こちらも一緒に悩むのがお楽しみの一つです。

※ “足るを知る者は富む”とは、満足することを知っている者は、たとえ貧しくとも精神的には豊かで、幸福であるということ。 人間の欲望にはきりがないが、欲深くならずに分相応のところで満足することができる者は、心が富んで豊かであるということ。老子の「道徳経」第三十三章より。