ハスミワクチンとは?
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ハスミワクチンは昭和23年、蓮見 喜一郎博士により、ウィルス学説に基づいて開発されました。
ヒト由来のがんの膜抗原を一般ワクチンとして使い、体内の免疫ががんを非自己のものとしてとらえ、排除に働くよう考えたのがハスミワクチンの理論です。
ハスミワクチンは、再発予防に重点を置いた“予防型ワクチン”です。
手術で病巣を取り除いたのちも、目に見えないレベルで、がん細胞は体内に散らばっています。この微細ながん細胞を放置しておくと、次第に成長して知らない間に再発していることがあります。
こうした再発の“種子”を摘み取るのが免疫の力です。
ハスミワクチンは、5日に一度“免疫賦活物質”を皮下に注射することにより、患者様の免疫をアップさせて再発を防ぎます。
皮下には、免疫システムの司令官ともいえる樹状細胞がたくさんいます。ハスミワクチンを注射することで樹状細胞ががん抗原(免疫細胞が攻撃の目印にする物質)を認知し、それを契機として免疫システムが活性化していくのです。
手術後3か月以内に用いれば5年生存率が25%上昇するというデータもあります。
ハスミワクチンで再発予防に努めると、たとえ再発してしまった場合も、免疫力が高まっていますので、東京でのHITV療法も効果が出やすくなります。